商品詳細
竹洞画稿[竹洞山水画稿](文政元年)
【判型】大本2巻2冊。縦263粍。
【作者】中林竹洞(成昌・沖澹・竹洞山人)作・跋。
【年代等】享和元年11月自跋。文化6年8月藤親亮(山本梅逸・親亮・亮・明卿・卯年吉ウネキチ・春園・梅佚・玉禅・梅華・梅竹・葵園・梅花道人・天道外史・友竹艸居・玉禅堂・白梅居・楽是幽居)序。文化9年春刊([大阪]鹿田松雲堂板)。文政元年10月再刊([京都]菱屋孫兵衛板)。
【備考】分類「絵画」。乾巻(上冊)「画式」、坤巻(下冊)「摸古」から成る画譜。中国絵画の臨模を重視した竹洞の臨模作品を集めたもの。上冊「画式」に「画樹木法」15式、「画山石法」6式、「画舎屋橋梁法」16式、「点景人物法」9式、下冊「摸古」に「摸倣諸家」17式を収録。本書跋文で竹洞は、「作画は古意あることを貴ぶ。もし古意なくんば工みといえども益なし」と述べ、古意を求める具体的な方法として数多くの古画を臨倣(臨模)することを重視した。古意あることが優れた書画の必須条件であり、そのためには臨模が欠かせないとした。彼の言う「古意」とは古人の高い精神を内包する筆意や墨法であり、それを習得するための手本も自ずと限られた。模範とすべき作品は董其昌の「南北宗論」によって南宗画に分類された画家達の作品であった(「中林竹洞の作画とその精神」(黒川古文化研究所)参照)。
★原装・題簽付・美本・書袋付。記名なし・蔵書印なし。【参考価格(出品時の相場):日本の古本屋で、江戸期板2冊揃いが、10,000円~44,000円】。
商品の情報
カテゴリー: | 本・音楽・ゲーム>>>本>>>その他 |
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商品の状態: | やや傷や汚れあり |
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